売却依頼を受けたのに室内に入れてもらえなかった話し。

            (画像は全くのイメージで記事内容とは無関係です。)


もう30年以上前のことなので、バブル景気の少し前くらいの時期だったと思います。


売り物件が多数でてくる大規模なマンションでしたので、やや難易度は低かったのかなと感じていますが、冗談のような本当の話。


私が売るのを特に得意としていたマンション、売却の依頼がありました。


ご来店され、とんとん拍子に専任媒介契約(売却を依頼する契約)に署名捺印。


これまた珍しく速いタイミングで、知り合いの会社の社長さんから前向きに検討したいという申し入れがあったのですが、これもまた当時としては異例のタイミング。


同僚にもうらやましがられながら、当然お客様と室内の内覧の申し入れをします。



当然勝ち誇った気持ちでご連絡をしたわけです、はい。

と、

「見せたく、ないんですよね。」と売主。。。。



「・・・はっ???」



としか言えませんでしたが、

いやいやいやいや。

あり得ないですから!!そんなこと。


手順は踏んでいるとはいえ、実地査定もしていない段階でのいわゆる「いい話」で完全に舞い上がっていた私が慌てふためいたあの瞬間は忘れられないです。


「契約自由が原則」の国。

結局、「売るまでは見せない。」、「嫌なら売らない。」

というとんでもない売主さんの希望が通ってしまい「全てご了承の上」で初めてこんな契約をしました。


投資用物件などで、賃貸人が居住しているような場合はもちろん内覧できずにそのまま売却するようなケースもありますし、たまたま相手がプロの同御者であったこともあり進めたレアケースですが、こんなこともあったな。とふと思い出しました。






・・・けっこう柔軟に対応できると思います。

不動産売却に絶対の自信!プレアホームのしごと事情

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