古家付きの土地を買ったときは「すぐに解体!」が鉄則です。
後で説明しますが、無用なストレスと出費の回避策になります。
船橋などの都市部で土地を買って家を建てようとした場合、ほとんどが古い家が建っている土地になることが少なくありません。
昔の法令は本当に「おおらか」でした。。。
色々書きたい昔ばなしはありますが、悪口になるので省略。。。
とういうことで、
建築後40年も過ぎているような建物はほぼ無法地帯で建てられたと思っても良いくらい。
何がどうなっているのかさっぱりわかりません。
なので、、
「壊してみないと地面の下がどうなっているのかわからない。」
<家屋がギッシリ立ち並んでいて土もろくに見えないケース>
<荒れ果てているケース>
どちらもアリがちなパターですが、壊してきれいにしてみないと土地の状況はよくわかりませんよね。
不発弾が出てくることなんて事はそんなに無い(でもあります)でしょうが、
「地中埋設物」については注意が必要です。
古い井戸などはまだマシなのですが、
例えば、巨大な建物の基礎コンクリートだったり、
有害物質だったり、
前回は鉄製のタンクみたいなものがありました。
いつ出てきても「処理することには変わりない」とお思いでしょうが、地中埋設物は土地の「瑕疵」になり、一定の条件下で「売主」の責任となることがあります。
先代からの相続など、売主さんでさえも知らないことがけっこうあるので仕方がない部分なのですが、売る方はある程度そいうった場合の費用負担に関する覚悟が必要ですし、買う方はと言えば、契約書の取り決めがどうなっているのか?がすごく重要になってきます。
軽く考えずにしっかりと内容を確かめましょう。
売主が我々のような業者なら、比較的長く(引渡から2年、新築建物は同10年など)責任を負わせていただきますが、個人間の取引では「契約自由の原則」が優先されますので当事者間での取り決めによることになります。
一般的に個人間の取引においては、物件の「引渡から3か月」程度を経過した場合、瑕疵担保責任を売主に問えないという契約条項としているものが多いですね。
だから、買ったらなるべく段取り良く見積などの検討をして、すぐに壊してほしいのです。
そして、問題があればそれを発見して欲しいのですね。
あとは、、、。
アスベストの問題が避けて通れないですかね。
古い建物には、アスベストは使用されています!
専門の処理業者が携わりますので、解体と処分には多額の費用が必要となります。
何もなければよいですが、見積りだけで解体業者を選んだりすると、後でとんでもないことになりかねませんから注意して欲しいです。
屋根や内装の一部など、見ればすぐにわかるものもありますから、しっかりとした業者に見せてみるべきです。
また、最悪の場合も考えた資金計画が必須となりますよね。
余談ですが、
こんな時の売買契約は、「土地・建物」ではなく、「土地」だけの契約にして、建物は取り壊すことが前提の契約にするのが一般的です。
使わない建物の名義を書き換える(所有権移転登記にかかる登録免許税及び司法書士の手数料など)ために費用をかけるのはもったいないからです。
瑕疵に関する取り決めとそれに伴って発生する費用負担の関係など、大事なポイントだけは抑えておいてください。
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